内科

風邪

鼻やのどの粘膜に、ウイルスや細菌などが感染することで、呼吸器の急性炎症を起こす病気です。原因の90％がウイルスによる感染で、主に咳やたん、鼻水・鼻詰まり、のどの痛み、発熱、食欲不振などの症状が現れます。

風邪の多くは自然治癒で回復しますが、重症化して気管支炎や肺炎へ進展するケースもあります。症状が和らいでも、完治するまでは無理せず過ごしてください。

特に基礎疾患をお持ちの方は、悪化のリスクがあるため、早急にかかりつけ医へ相談してください。

インフルエンザ

インフルエンザは風邪よりも症状が重く、感染すると高熱（38℃以上）や悪寒、筋肉痛・関節痛、頭痛、咳、倦怠感な、腹痛などが引き起こされます。感染から1～5日の潜伏期間を経た後に、症状が急に現れるのが特徴です。

健康な人の場合、1週間程度で治ることが多いのですが、高齢者や幼児、基礎疾患があって免疫力が弱い人の場合は、気管支炎や肺炎の併発リスクが高い傾向にあります。また、重症化すると、脳炎や心不全を起こすこともあります。

感染を防ぐため、完治するまではご自宅で待機し、療養してお過ごしください。

インフルエンザ予防接種期間

当院のインフルエンザ予防接種は、毎年10月1日～翌年1月31日まで行っております。