当院の泌尿器科がんのフォローアップ
泌尿器系のがんの中には、5年から10年の長期間観察(フォローアップ)が必要ながんもあります。当院では、泌尿器がん(前立腺がん、膀胱がん、腎癌など)に精通した泌尿器科専門医が、がんの診断、治療、経過観察に対応しております。
手術や放射線などの治療を受けられる医療機関と連携をとりながら、専門医が責任をもって、フォローアップいたしますので、お気軽にご相談ください。
フォローの特徴
安心の予約制
予約制なので待ち時間が少ないです。
安心の専門医
がん治療専門施設に10年以上勤務してきた、泌尿器科専門医の医師が担当します。
安心の病診連携
再度手術などが必要になった際は、治療を受けた医療機関と連携を取っていきます。
「手術などの入院治療を行った後、当院で経過観察を行う」「治療を受けた医療機関への通院を継続しながら、当院でも並行して経過観察を行う」などの対応もできます。
PENTAXの膀胱鏡を完備
当院では、軟性のファイバースコープを用いて検査を行うため、従来の検査より、検査時の痛みが軽減されています。また、鮮明な検査を行うことも可能です。
前立腺癌の手術後・放射線治療後のフォローアップ
前立腺がんの腫瘍マーカーである「PSA」を3~6ヶ月おきに測定し、上昇の有無を確認します。また、手術後の尿失禁のケア、放射線治療後の排尿困難などにつきましても、経過観察および治療を行い、改善させます。
再発、転移などが起こった際は、治療可能な医療機関へご紹介します。
使用する治療薬
内服
- カソデックス®(ビカルタミド)
- ザイティガ®(アビラテロン)
- アーリーダ®(アパルタミド)
- イクスタンジン®(エンザルタミド)
- (オダイン®、プロスタール®)
注射
- リュープリン®(リュープロレリン)
- ゾラデックス®(ゾラデックス)
- ゴナックス®(デガレリスク) など
表在性膀胱癌の術後フォローアップ
再発しやすいがんなので、尿検査だけではなく定期的な膀胱鏡検査も必要です(ガイドラインにのっとり定期的なフォローをいたします)。
当院では、痛みの少ない細径ファイバー軟性膀胱鏡を導入し、患者様の負担を極力軽減した検査を心がけております。また、CTなどで腎盂、尿管などに、がんができていないかも見ていきます。
再発時には、手術などができる医療機関へご紹介します。 抗がん剤などの膀胱内注入療法は、当院でも行うことができます。
使用する治療薬・菌
- BCG(ウシ型弱毒結核菌)
- テラルビシン など